電気自動車のモータースポーツ選手権「ABB FIAフォーミュラE 世界選手権」が2024年3月30日に、日本で初めての本格公道レースとして東京有明で初開催。
DHLは2014年より、フォーミュラEのオフィシャルロジスティクスパートナーとして、世界11都市で開催される年間16レースにおいて、415トンを超えるフォーミュラEに関連する貨物の輸送を担当しています。持続可能なイノベーションの推進という共通の目的をもつDHLとフォーミュラEは、確固たるパートナーシップを築いています。
フォーミュラEの共同創設者のひとりで、現在チーフチャンピオンシップオフィサーを務めるAlberto Longo氏は、「DHLはフォーミュラEの誕生時から大切なパートナーです」。そして「DHLは効率性とサステナビリティにおける最先端のソリューションを見つけ出し、世界中のあらゆるレースイベントの輸送において重要な役割を果たしています」と述べています。
2023年の初め、フォーミュラEはこれまで製造されたモデルの中で最速・最軽量・最もパワフルで高効率の電動レーシングカーモデル「Gen3」を公開しました。「私たちは技術革新の限界に挑み、モータースポーツの未来を切り拓いています」とAlberto氏は語った。
一方、DHLはこの新世代マシン「Gen3」の公開のわずか数か月前、史上初の完全電動貨物機「Alice(アリス)」の初飛行に成功し、世界の航空史に名を刻みました (2027年までに完全な電動貨物機を導入予定)。この2つの画期的な出来事は、まさにDHLのイエローとフォーミュラEのブルーを組合わせた「Together Green」という両社が共有する価値観を表しています。
今こそ、これまで以上に。私たちができること
2023年に行われた、ロンドンを舞台としたフォーミュラEシーズン9最終戦の期間中には、Co-Creative Connection主催のウォールアート エキシビジョンが行われました。このインタラクティブなアート作品は、サステナビリティをテーマにした子どもたちの絵をモチーフにしたものです。
Co-Creative Connectionは、各種コラボレーションを通じてコミュニティにポジティブな影響を与えることを目指すアーティスト集団です。子どもたちと一緒になって絵を描くのは、Co-Creative Connectionの創設者Rose Hill氏です。Hill氏は、グラフィックアーティスト、ウォールアート、教育者として数々の賞を受賞しており、アートを通じて人々を結びつけることに情熱を注ぎ、これまでにロンドン動物園や大英博物館でもアートイベントを手掛けてきました。
子どもたちの未来は、今現在の大人たちが取る行動に大きく左右されます。その子供たち自身のウォールアート作品は、私たちが目指すべき未来のビジョンを象徴的に伝えてくれます。
国際エクスプレスとロジスティクスのグローバルリーダーであるDHL Express は、環境にポジティブなインパクトを与えるために、様々なプロジェクトにも取り組んでいます。
- ラストワンマイル配送車両の電動化
- カーボンニュートラルな新しいビルや施設の建設
- 持続可能な航空燃料(SAF)を活用したCO2排出量を削減する、GoGreen Plusソリューション
より良い環境を次世代に残していくために
2023年フォーミュラE世界選手権シーズン9では、DHLは環境に配慮した輸送のため、総計 89,000 km以上の陸上および海上輸送にバイオ燃料を使用しました。
ロンドン会場からすべての資材が撤去され、レーシングカーの姿が消えた後にも、そこにあるウォールアートは消えません。「Together Green」パートナーシップのインパクトと、より明るい未来を築くために協力し合う2つの革新的なブランドのパワーを示す遺産として、その場に長く残り続けるでしょう。