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ロシュDCジャパン、医療機器の国内物流最適化を図るためにDHLサプライチェーンにロジスティクス業務を委託

プレスリリース: 東京発2020年3月24日

オープニングセレモニーでの記念撮影

DHLのヘルスケア業界に係る高い品質管理基準を土台としたパートナーシップにより、ロシュDC社の糖尿病マネジメント製品の国内需要増加への対応を支援

世界的なヘルスケア企業であるロシュグループのロシュDCジャパンは、血糖自己測定機器等に関連した一部の製造業務、ロジスティクス業務、および国内代理店や顧客への配送業務の管理をDHLサプライチェーンに委託することを決めました。

今回のパートナーシップを受け、DHLサプライチェーンは、東京都江東区の青海ロジスティクスセンター(ISO13485認証取得事業所)において、温度管理に対応した環境下で海外からの輸入製品の荷受け、医療機器等の製造業下におけるラベリング、包装サービス、国内市場に対する出荷判定管理等を行います。

ロシュDCジャパン株式会社の代表取締役社長、ブライアン・コーは次のように述べています。「日本の高齢化に伴い、今後血糖自己測定機器の需要増加が見込まれます。したがって、製品をいかにお届けしていくかが今後の課題となります。こうした中、DHLのグローバルな知見と体外診断用医薬品や医療機器を扱うために必要な業許可を日本で取得しているというローカルな体制は、国内の医療関係者の皆様や増加する糖尿病患者様に一貫して信頼できる、効率的な医療品質を届ける上で理想的なパートナーと言えます。」

DHLサプライチェーンの代表取締役社長、日本・韓国クラスターCEOであるヨンファ(アルフレッド)・ゴーは次のように述べています。「厳格な品質管理が求められ、国際基準の遵守も必要となる医薬品・医療機器の取り扱いにおいて、DHLは世界的に非常に高い品質管理基準を設けています。日本でも医療機器の出荷について厳しい法規制への対応が求められる中、業界トップの品質管理体制を構築し、弊社のライフサイエンスに関するグローバルなネットワークを活用することで、2024年には43億ドル以上の規模へと成長が見込まれる国内の体外診断用医薬品市場の需要に応えるお手伝いをさせていただきます。」

今後高い成長率が見込まれることから、DHLは青海ロジスティクスセンターにおいて独自の手法であるオペレーションマネージメントシステム(OMS)を活用し、継続的な業務の改善を図ります。この手法は、品質管理プロセス、温度管理、最終的なパッケージング、配送などオペレーションの全ての側面を網羅した活動サイクルであり、これによって医薬・医療機器関連法令への適合性を保証しながら、将来的な物量増加にも対応できるようになります。