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DHL オンラインショッピングにおける海外の消費者動向調査

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DHL オンラインショッピングにおける海外の消費者動向調査

ECビジネスに携わる企業にとって、消費者を本当によく知ることに勝るものはありません。なぜなら、消費者をよく知れば知るほど、商品、サービス、マーケティングのターゲットを絞り込むことができるからです。

DHL Eコマースソリューションズは、2回目となる「オンラインショップにおける海外の消費者動向調査」を発表しました。2023年に実施された本調査は、世界各国のオンラインショッピングにおける消費者の考え方や行動に関する貴重な洞察を提供しています。新たな市場への参入を検討している際は是非このレポートを参考にしてください。

さらにDHLでは、ヨーロッパ10カ国に絞った調査レポートも同時に発表していますので、あわせてご覧ください。

海外の消費者の動向調査の内容とは?

DHL Eコマースソリューションズは、世界23カ国から11,500人以上の活発な海外の消費者を対象に調査を実施しました。対象となった主要な6大市場は、ヨーロッパ、北アメリカ、ラテンアメリカ(LATAM)、中東と北アフリカ(MENA)、サハラ以南のアフリカ(SSA)、アジアパシフィックと中国(APAC)の広範囲におよびます。対象国は、アルゼンチンからアラブ首長国連邦(UAE)までさまざまです。

海外の消費者は、越境ECにおける購買行動から配送や返品に対する考え方、そして持続可能性に関する意見まで、幅広いテーマについて回答しています。調査結果は現在のオンラインショッピング体験に対する期待と、さらに今後のオンラインショッピングに何を望むかという真の声が浮き彫りとなっています。これらの期待が国ごとにどのような違いがあるか、興味深い結果となっています。

アイデアを引き出す注目すべき10のポイント

世界中で越境EC市場の成長が加速しており、これは国内外を問わず拡大しています。この成長に伴い、消費者の期待が変化し、新しいトレンドが生み出されています。調査結果から見えた10のポイントを見てみましょう。

回答者の98%が、他の購入者のレビューに影響されている

回答者の60%以上が、海外のネットショップから衣料品やシューズ類を購入した経験がある

“カゴ落ち”の理由の第1位は、チェックアウト時に予想以上の配送料が提示されたため

回答者の95%が、好きな配送オプション(自宅配送、宅配ロッカー便など)が利用できず、購入を断念した経験がある

70%以上が持続可能性を重要視し、約半数が環境に役立つのであれば、商品の配達が多少遅くなっても構わないと回答

約7割が購入前にSNSをヒントとして活用しており、実際にSNS経由での購入では中国とタイが先行

70%が、購入前に配送業者を知ることが重要で、43%が信頼できなければ購入を断念する場合もあると回答

回答者の40%以上が、返品無料を提供するECサイトからのみ購入し、国によってはその割合が60%に上る

定期購入(サブスク)サービスは世界中で人気が高まっており、回答者の36%が少なくとも1社の定期購入サービスを利用

回答者の80%以上が、高額な商品やギフトを購入する際には、無料の荷物の追跡サービスを重要視すると回答

これらの所見は調査結果のほんの一部です。フルレポートでは、各国間での消費者の行動や態度、優先事項の違いについてカバーされています。

統計データを活用し実践的なアドバイスへ

もちろん、最新の実態や統計を知ることは有益ですが、それ以上に、「新しい知識を取り込んで今後何をすべきか」といった専門家のアドバイスが重要となります。この「海外の消費者動向調査」では、調査結果をもとにした具体的なヒントやアドバイスを掲載しています。

これらのヒントは、ECサイトの改善から、支払いオプション、配送や返品オプションまで多岐にわたります。これらのヒントは販売する国にあわせてカスタマイズすることも可能です。

今すぐ「2023年度版 オンラインショッピングにおける海外の消費者動向調査」をダウンロード!

既存はもとより未来の消費者の動向を把握し、さらなるビジネスの拡大につながるよう、「オンラインショッピングにおける海外の消費者動向調査」ならびに「ヨーロッパの消費者動向調査」をご活用ください。