海外へ荷物を送る際には、国際郵便(EMS)・国際宅配便(クーリエ)・海外発送代行会社など、さまざまな運送方法やサービスを選択できます。どの方法を選ぶかによって料金や配送スピード、信頼性などが大きく異なるため、自身のニーズに合ったサービスを見極めることが大切です。
この記事では、それぞれの運送方法の特徴や料金比較のポイント、トラブル対策などを詳しく解説し、最適な海外発送方法を選ぶ際の参考情報を提供します。
海外発送における運送方法の主な選択肢
海外発送を検討するうえで、主要な運送方法として国際宅配便、国際郵便、海外発送代行会社の利用が挙げられます。それぞれに特徴があり、用途や発送条件により適したサービスが異なります。
海外発送をする際は、運送会社の種類や配送オプションが多岐にわたるため、初めての人は何を基準に選べばよいか迷うことが少なくありません。特に国際郵便(EMS)や国際宅配便(クーリエ)、そして海外発送代行会社は、それぞれのサービス提供範囲やサポート内容が異なります。
この選択を誤ると、思わぬ追加費用や配送の遅延、通関トラブルが発生する可能性があるため、料金や日数、信頼性、追跡システムなど、いくつかの重要ポイントを把握することが大切です。
まずは各運送方法の概要を理解し、ビジネスや個人のニーズに合致するサービスを選ぶことで、円滑かつコストパフォーマンスの高い海外発送を実現できます。
国際宅配便(クーリエ)とは
国際宅配便(クーリエ)はDHL ExpressやFedEx、UPSなどの民間企業が提供するドア・ツー・ドアの配送サービスです。最大の特徴はスピードと追跡システムの精度が高い点で、配送状況をリアルタイムで把握することができます。
また、通関手続きも自社内の通関士によってスムーズに行われることが多く、重量制限が比較的緩やかです。ビジネス用途で複数の国へ敏速に発送したい場合や、大型貨物を送りたいときにも重宝されます。
国際郵便(EMS)とは
国際スピード郵便(EMS)は日本郵政が提供する海外発送サービスで、世界各国の郵便ネットワークを利用しています。小型の荷物や書類などを気軽に送りたい場合に利用されています。
一般的に重量制限が厳しめですが、20万円以下の書類や小口貨物では簡易な通関手続きで済むケースもあります。
一方で、クーリエほどの配送スピードは期待できない場合があります。追跡機能は備えていますが、更新頻度や詳細情報の公開に差がある点もあります。
海外発送代行会社とは
海外発送代行会社は、商品の梱包から配送手配、通関手続きまでを一括で行うサービスを提供しています。品目ごとに最適な運送方法を提案してくれるため、複数のクーリエや国際郵便のサービスを比較・選択したい場合に便利です。
特に事業者として海外向けの通販ビジネスを行う場合には、手間を省いたりできるというメリットがありますが、代行手数料や、代行業者との契約費用など、コストが発生します。代行業者によって契約形態や手数料、対応範囲に違いがあるため、利用前にはしっかりと比較検討することが大切です。
国際郵便(EMS)と国際宅配便(クーリエ)の違い
海外発送でよく利用されるEMSとクーリエ。両者には運営主体や料金、配送速度など、知っておくべき多くの違いがあります。
EMSとクーリエの大きな違いは、まず運営主体が公的機関(郵便)か民間企業かという点にあります。これによって料金の算定方法やカスタマーサポートの体制が変わるだけでなく、承認を受けた配送網の広がり方にも影響が出ます。
また、関税や通関手続きにおいても、クーリエでは自社通関士が手続きを簡素化することが多く、EMSの場合は一定金額以下の貨物であれば手続きが簡単になるなど、一長一短があります。
さらに、荷物の重量やサイズ制限、追加料金の有無、配送日数の明確さなども選択の決め手となり得ます。どちらが優れているかは、送る内容物と必要とするサービスレベル次第と言えるでしょう。
運営主体・サービス範囲
EMSは日本郵政という公的機関が提供するサービスで、万国郵便連合のネットワークを活用して世界中に荷物を届けます。20万円以下の小口貨物なら取扱いが比較的簡単なケースが多く、利用しやすいという利点があります。
DHL Expressのようなクーリエサービスでは、独自ネットワークを利用しているため、非常に手厚いサポートが受けられます。特にビジネス向けのサービスに強く、大きな荷物や高額な取引にも対応が可能です。サービス範囲や通関知識の豊富さではクーリエが上回ることが多いですが、料金の安さではEMSに軍配が上がる場合もあるため、ビジネスニーズにあわせて検討することが大切です。
料金体系・関税の支払い方法
EMSの料金設定は比較的シンプルで、重量と発送先地域によって決まる仕組みです。割引交渉などはほぼ行えない代わりに、見積りがわかりやすいメリットがあります。
クーリエはオプションや契約形態によって料金が柔軟に変動します。定期的な発送を行う法人や大量発送の場合は大幅な割引を受けられるケースもあるため、ビジネス利用ではコスト面で優位になる場合もあります。
関税や通関手数料は、クーリエが代行してくれることが多く、輸出入の手続きに慣れていない方にも安心です。
配送スピード・日数
クーリエは自社輸送網を持っており、短期間で荷物を配達するのが得意です。配送先の国にもよりますが、最短1日で到着するケースも多く、ビジネスで急ぎの書類や製品を送りたい際に重宝します。
EMSも比較的早い配送が見込まれますが、クーリエほど明確な日数設定がない場合があり、国や地域によっては予想より遅れることがあるのが実情です。
配送スピードを最優先するのであればクーリエ、コストを抑えつつある程度の日数に余裕があるならEMS、という選択がしやすいと言えます。
追跡システム・信頼性
クーリエはリアルタイム追跡が可能で、荷物がどこにあるか時間ごとに細かく確認できます。また、トラブル発生時にはカスタマーサポートを通じた迅速な対応が期待できる点も強みです。
EMSも追跡番号による検索が可能ですが、クーリエと比較すると情報更新頻度がやや遅い場合があるため、厳密な状況把握が必要なビジネスには向かないことがあります。
重量制限と配送可能地域
EMSには国や地域によって最大重量やサイズの制限が設けられており、大型の荷物には対応しにくい傾向があります。最大重量が30kgまでなどの制限があるため、事前に確認しましょう。
クーリエの場合は、小型の荷物だけでなく、70kgやそれ以上の重量の荷物でも受け付けることが可能で、重量制限で困るケースが少ないです。輸送エリアも幅広いため、海外の離島や僻地への配送が必要な方にもより柔軟に対応できます。
国際宅配便(クーリエ)サービスを利用するメリット
国際宅配便のDHL Expressのような国際エクスプレスサービスを展開する企業は、自社のグローバルネットワークを活かし、短い日数で安定したサービスを提供しています。同時に、通関時の書類作成や関税支払いの代行など、利用者にとって煩雑な手続きをスムーズに済ませてくれる点が利点です。特にビジネス利用の場合は、利用頻度や重量によって、送料が抑えられるケースが多いです。
ドア・ツー・ドア一貫輸送とスピード
DHL Expressの最大の特徴は、集荷依頼した荷物を自宅やオフィスでピックアップし、そのまま海外の配達先へダイレクトに発送できる点です。荷物の積み替えや国内の別業者へ委託する必要が少ないため、非常にスムーズに届けられます。
スピードが優れており、最短で数日以内に荷物が届くことも少なくありません。海外のお客様から納期を厳しく求められる場合でも、安心して利用できる選択肢となります。
一貫輸送による安全面も魅力的で、途中で荷物が紛失したり破損したりするリスクも比較的低いと考えられます。
佐川急便・ヤマト運輸など国内大手企業との違い
国内の大手宅配会社である佐川急便やヤマト運輸も国際配送サービスを行っていますが、DHLのような外資系クーリエとはネットワーク構築の歴史や規模が異なります。
例えばヤマト運輸の国際宅急便は、日本国内の集荷から国際区分局までは得意とするものの、海外拠点は提携会社に依存するケースが多いため、一部の地域では外資系クーリエほどのスピードが出ない場合もあります。
一方、DHL Expressの場合は、独自の航空ネットワークで、集荷から配達まですべての輸送プロセスすべてを自社で行うため、安定したサービスを受けられます。
国際スピード郵便(EMS)を利用するメリット
国際スピード郵便(EMS)は郵便局を窓口とした、個人でも手軽に利用できるサービスが魅力です。とはいえ、重量や速達性に関しては制約があります。
EMSの特徴は、何よりもその利用のしやすさと手続きの単純さにあります。郵便局へ荷物を持ち込むだけで手配が完了し、ウェブ上でEMSラベルを作成することも可能です。低料金で利用できることも大きなメリットです。
ただし、比較的大型の貨物や重量のある荷物を送る場合には運賃が割高になるケースが多く、クーリエほど自由度が高くない点に注意が必要です。
また、配達のスピードはクーリエほど期待できず、国や通関事情によっては数日以上の遅れが生じることあります。ビジネスでの緊急発送にはやや不向きと言えます。
配送遅延が発生した際の対応もクーリエに比べるとやや遅れがちで、カスタマーサポートの体制が少ない場合があります。事前の問い合わせや保険の付帯などでリスク軽減に努める必要があります。
海外発送代行業者を利用するメリット
複数の運送方法を一括で手配してくれる海外発送代行会社は、多忙な事業者や輸出初心者にとって有力な選択肢です。とはいえ、利用前には費用やリスクを十分に理解することが重要です。
海外発送代行業者では、荷物の梱包から各地への出荷、通関書類の作成までをまとめて請け負ってくれるケースが多いです。その結果、発送作業の効率が劇的に向上し、注文が増えても社内の作業負荷を抑えることができます。
また、代行会社によっては複数のクーリエやEMSを取り扱っているので、最適な料金プランを見つけやすいこともメリットと言えます。ビジネススケールが拡大している企業には有用になる場合があります。
一方で、配送事故が起きた場合やトラブルが発生した際の責任範囲が契約事項によって変わる点には留意が必要です。保険の有無や破損・紛失時の対応を事前に確認し、安心して利用できる代行会社を選ぶようにしましょう。
料金比較とコスト削減のポイント
海外発送では、サイズや重量、配送先の国や地域によって料金が大きく変わります。複数の運送方法を比較しつつ、想定外の追加費用にも注意を払うことが重要です。
まず前提として、小型荷物と大型荷物では料金体系が異なることがあります。書類や少量のサンプルであればEMSが安価になることも多く、大型商品や緊急性の高い荷物ならクーリエが優先肢に上がるかもしれません。
しかなしながら、DHL Expressのような国際エクスプレスサービスと契約を結ぶことで、定期的に大量に発送する事業者であれば送料の大幅な割引が期待できます。
発送サイズ・重量別の料金シミュレーション
小型荷物(1kg以下)を主要国へ送る場合、EMSとクーリエでは若干の料金差が出る場合があります。ただし、クーリエは速さや補償面で優位なため、緊急性が高ければ検討価値があります。また、クーリエと契約を結ぶことで、小型荷物であっても発送頻度に応じて大幅な割引を受けられる場合があります。
中型〜大型の荷物を送る際は、EMSの重量制限を超える場合も出てきます。その際はクーリエを通してエア便を手配をするなど、選択肢を増やす方が得策です。
料金シミュレーションは公式ウェブサイトや問い合わせで簡易見積もりが取れるため、実際の重量やサイズを測ってから検討することが大切です。
容積重量と実重量を理解しよう
クーリエでは、実重量が軽くても荷物が大きい場合は容積重量で計算されます。
例えばDHL Expressの場合、IATAの基準にのっとり、容積重量(kg)は「縦cm×横cm×高さcm÷ 5,0000 (cm3/kg)」で求められ、その数値が実重量より大きいと料金の計算にその値が適用されます。
特に軽くてかさばる商品を発送する場合には容積重量を必ずチェックし、どの程度の追加コストが発生するか見積もりの段階で把握しておきましょう。
特約や法人契約で送料を抑える方法
ビジネス用途でクーリエを頻繁に利用する場合は、法人契約や年間特約契約を結ぶことで送料が大幅に割引される可能性があります。
発送数量や地域、荷物の種類によって異なりますが、一括契約することで1個あたりの費用を抑えたり、追加サービスを受けられたりといったメリットを享受できます。
単発利用よりも長期的視点でコスト削減を検討するなら、クーリエに見積もりを依頼し、最適な契約条件を見極めるのがおすすめです。
配送日数の目安と選択基準
海外発送の際には、どれくらいの日数で届くかを把握することがとても重要です。ビジネス要件がある場合には納品期限に直結するため、スピード重視で選ぶか、コスト重視でやや遅くても構わないのかを決める指標になります。
クーリエは世界各地に独自の配送網や航空便を持っているため、繁忙期でも比較的安定して早く配送できるメリットがあります。EMSの場合は国やエリアによって変動幅があり、税関検査の状況によって大きく遅延する可能性もあります。
とはいえ、特殊貨物やサイズや重量が大きい貨物などはさらに時間がかかることがあるため、あらかじめリードタイムに余裕をもった計画を立てることが大切です。
各運送会社の平均配達日数
クーリエは最短で翌日〜4日程度*で届けられる場合が多く、追跡データを見ると途中経過も明確にわかるメリットがあります。
EMSは通常7日前後*で到着するケースが一般的ですが、配送先国の郵便事情に左右される面があるため、場合によっては10日以上かかることもあります。
事前に各社のサービスガイドや過去の実績を調べると、より正確に配達日数の目安をつかむことができるでしょう。
*国や地域によって異なります。
遅延リスクとその対策
海外発送における遅延リスクは、税関での検査や書類の不備、通関手続きの混雑、天候や災害など多岐にわたります。
遅延が生じると取引先や購入者との納期に影響が出る可能性があるため、保険の加入や余裕あるスケジュールを組むなどの対策が重要です。
また、荷物がどこで止まっているのかを把握するために追跡サービスをフル活用し、必要に応じて運送会社や通関業者と連絡を取るなどして、問題を早期に発見・解決する体制を整えておきましょう。
信頼性・トラブル対策
海外発送では、追跡の精度や補償制度の充実度が非常に重要です。特に高価な荷物やビジネスに直結する製品を送る際には、トラブル発生時のリスク管理がカギとなります。
国際配送では、配送中の紛失や破損、通関の遅れなど、様々なトラブルが起こり得ます。こうしたリスクを最小限に抑えるには、追跡サービスがしっかりしているか、補償制度が手厚いかを確認することが重要です。
また、発送前に商品をしっかりと梱包し、書類の内容やインボイスの金額を正確に記載するなど、基本的な対策を怠らないことも大切です。
万一の際には、保険などのオプションサービスが役立ちます。あらかじめ契約内容を把握しておき、トラブル時の連絡先や対応フローを明確にしておきましょう。
追跡サービスの重要性
海外発送では荷物が飛行機やトラックなど、複数の物流経路を経由するため、どこかで紛失や遅れが発生するリスクがあります。追跡サービスは、荷物が今どの段階にあるのかを確認できるため、早期の対応につながります。
クーリエは詳細な情報をリアルタイム更新する傾向があり、到着予定日や税関通過状況などが手軽に管理できるのが魅力です。
EMSの場合も追跡サービスはあるものの、更新頻度が異なるため、細かい通知が欲しい場合はクーリエに比べて若干不便に感じることがあるかもしれません。
紛失・破損時の補償制度
海外発送では、万が一紛失や破損が起こった場合にどの程度の補償が受けられるかが大きなポイントです。クーリエは一定額まで無料補償がついていることが多く、高額品でもオプション保険で対応できることがあります。
EMSにも補償制度はありますが、補償上限や申請手続きが若干煩雑になる場合があります。高額商品の場合は追加保険を利用するか、クーリエで送るかを検討する慎重さが必要です。
いずれにしても、事故が起こった際に迅速な対応をしてもらうために、運送会社の補償規定や保険制度を事前に確認し、必要な書類を揃えておくことが大切です。
通関トラブルを回避する書類作成のポイント
通関でのトラブルは配送遅延の大きな原因となるため、インボイスやパッキングリストの記載内容を正確にすることが重要です。品名や価格を誤って記入すると、不審貨物と見なされるリスクもあります。
危険物や輸出禁止品に該当していないかを事前にチェックし、相手国の輸入規制を調べておくことで、発送後のトラブルを減らせます。
書類の不備が原因で荷物が通関で止められると、その期間分の保管料金が発生する場合や受取人の手続きが煩雑になるケースもあるので注意しましょう。
海外発送に必要な書類と手続き
海外発送にはコマーシャルインボイスなどの書類が欠かせません。これらを正しく準備し、各国の輸入規制に対応することでスムーズな通関が期待できます。
インボイスは荷受側の関税計算や規制確認において重要な役割を果たします。正確な申告を行わないと、トラブルが起きた際の責任が曖昧になり、スムーズな配送に支障をきたす可能性があります。
また、関税や輸入規制は国や商品によって大きく変わるため、対象国が課している関税率を確認し、必要に応じて輸出免許の取得や検疫証明書の添付などを行いましょう。
コマーシャルインボイスの準備
コマーシャルインボイスは商業送り状として、取引内容や価格、通貨単位などを詳しく記載した書類です。
これらは輸入国の税関で関税額を算定する際の根拠となるため、実際に送る内容と相違がないよう注意が必要です。正確な記載と書式の準備を行うことで、通関時の疑義照会や検査リスクを軽減できます。
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関税・輸入規制の基礎知識
国によっては特定の品目に高額な関税が課されることがあり、受取人が負担するケースもあれば、発送人が関税を負担するケースもあります。
輸入規制が厳しい国では、食品や医薬品、化粧品などの許可証が必要とされる場合があります。これらの書類を付け忘れると荷物が税関で止められ、受取人へ到着しないまま返送される可能性もあります。
事前に輸入国の税関ウェブサイトなどで、必要な手続きや適用される規制を確認しておくことがトラブル回避につながります。
HSコードの確認と注意点
HSコード(Harmonized System Code)は国際的に統一された品目分類番号で、関税額や輸入規制を判断する根拠となります。
荷物に含まれる商品のHSコードを誤って申告すると、誤った関税率が適用されたり関税返金手続きが必要となる場合もあるため、正確に調べておくことが重要です。
各国の税関はHSコードを厳密にチェックしているため、商品説明とコードが合致しないと配達遅延や追加書類の提出を求められるリスクが高まります。
DHL Expressでは、マイグローバルトレードサービス(MyGTS)という無料の通関情報ポータルサイトを提供しており、簡単にHSコードを検索することが可能です。
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まとめ
海外発送を成功させるためには、速さや料金・信頼性などの観点から複数の選択肢を比較検討することが欠かせません。最後に、特に注目すべきポイントを振り返ります。
国際スピード郵便(EMS)と国際宅配便(クーリエ)にはそれぞれ特徴があり、送る商品の属性や予算、配送タイミングなどに応じて選ぶ必要があります。
配送日数や追跡サービス、補償制度などを事前にチェックし、お客様や取引先との納期調整を円滑に進めることが重要です。また、通関書類の不備によるトラブルや追加費用を防ぐためにも、インボイスやHSコードの正確な管理を徹底しましょう。
海外発送の手法を理解し、上手に使い分けることで、より良いコストパフォーマンスと満足度を得られるはずです。ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、自分のビジネスや目的に合った最適な運送方法を選んでみてください。
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